owatax's blog

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音MAD雑アダン 議事録メモ #3

Q. これ何?
A. 以下の放送のログです。


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音MAD雑アダン 議事録メモ #1
音MAD雑アダン 議事録メモ #2
音MAD雑アダン 議事録メモ #3



#1:25:40 megaさんより「これは音MADですか?」


R「音MADだとは思わなかった」
オ「自分も思わなかった」
ボ「megaさん本人はどう思ってるんだろう」
ボ「(タグ確認後)本人も迷ってるってことは音MADではない…?」
オ「アプローチとしては、歌の最後にZERO-ONEを付ける系統に近い。ドラえもんの『飛~び出しゃ!アイテテー』のやつとか」

R「何故作ったのか、という部分も思いつきの一発ネタだから、MAD動画とかの文脈にも沿ってる」
R「長い前振りを持っているとか、構造的な部分とか…」
R「動機であるWhyの部分も音MADに似てて、手法(How)の部分も似てて、成果物(What)の部分も似てるなら音MADと言わざるを得ないんですけど……音MADとは思わなかった

オ「普通の音MADでも、確かにこういうやり方はある。そういう手法を音MADの手法として定義するのであれば、上記動画のオチの部分だけは音MADである。」
オ「だから、この動画の2秒くらいだけ音MAD
R「必要最低限の前振りの部分から音MADだよね」
R「例えば、この動画は、動画のオチが成立するために必要な長さだったと個人的には思う。megaさんがそのノリをやるために、『この前振り部分が必要だった』と言うのであれば、迷わず音MADと言ってください。ただ、我々は音MADとは思わなかっただろう」
R「『一方で、必要なかったけど、面白いかなと思った』の場合、その部分は音MADではないと思う。それは『音MADとして面白い』ではなく『動画として音MADとして面白い』なんじゃないかなと。」
R「言い方を変えるとowataxさんと一緒で、最後の部分だけ音MADだと思う」

オ「『ワインの樽の中に泥水一滴垂らしたら泥水』理論(ショーペンハウアーエントロピーの法則)の逆。」
オ「泥水の中にワイン一滴垂らして、それをワインと呼ぶか?というような話。99%泥水(=前振り)の中に、1%のワイン(=音MAD)が入っています、というような状態
ボ「加えて、泥水とワインがそれぞれ混ざらずに分離している状態」
R「エンターテイメントとして必要な前振りとして仮定しても、その必要性の要求が音MADではないので、やっぱり音MADじゃなさそうかなって感じですね」


オ「それ関連でいうと、『スイーツおなら』はあのシーンだけ切ってるから音MADらしく感じる。」

R「大分感じる」
オ「ただ、もしアレが10分20分のローソンのPVの後にネタが入っていたら、それは違う。というような感じ。」

R「直感的に思ったことを説明するとこういう感じになります。ただ、これを『音MADだ』と思う人がいても全然おかしくない。それはそれで良いと思います」



#1:31:51 官房長シリーズも音MADか怪しくなってくる
R「テンプレ化には少し思うところがある」
R「直感で答えて欲しいんですけど、膳はあのテンプレいる?
オ「いるでしょ」
ボ「音MADを音楽ジャンルとして考えた時には別にいらない。『膳の動画』としてはいる。
オ「その考え方は同意」

R「『音MADはファン活動』みたいな話があったと思います。間違ってないと思いますが、例えば真島茂樹で音MADを作っている人がいたとして、『真島茂樹のファン』かと言われると結構違うんじゃないかと」
オ.ボ「『パチンコのグルメレース』のファン」
R「『音MAD素材』としての真島茂樹のファン」
R「ただ、松岡修造や原西は純粋なファンが結構居ると思う。一方で、『素材として』好きな人もいると思う。」
R「カビキラーの素材が好きな人が、カビキラーを会社として応援するに至っている人は、多くないのではないか。いるけどね」
R「バトルドームは逆にそういう人しかいなくて怖いなって」
R「何が言いたいかっていうと、それそのもののファン活動をしてるんじゃなくて、『音MAD素材』のファン活動をしている
R「そう考えると、あの前置きは必要である。それは一種の自分の愛を示す部分でもあるから」

オ「大別すると、『純粋なファン』『素材としてのファン』『音MADのための音MAD』に分類される」
R「エア本なんかは『素材としてのファン』になってると思う。」
オ「小馬鹿にする感じから始まってたけどなんか愛着湧いちゃった系の素材は結構ある」
R「クッキーとかもそういう人居るんじゃないですか」
オ「ガチで声優好きになった人結構いると思う」
R「素材としてのポテンシャルを評価してる人も」
#1:37:22 「前に影莉央さんが「素材に愛がない動画は音MAD自体に愛がある」って言ってたけど、それだ~って思った」

#1:38:48 最小限リスペクトは必要だと思う
R「大事なことだと思う。けど、最初期のエア本代ゼミなんかもそういうことは思ってなかったんじゃないかなぁ」

#1:39:56 「この素材のこの音、この曲に合いそうだから作った」は音MAD自体の愛に入りますか?
ボ「それこそ音MADのための音MAD」

#1:41:23 最近だと行って来まぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!は素材じゃなくて音MADに対する愛っぽく感じる
オ「最近のこの手のブームはその傾向が強いと思う。ただスタートが『音MADに対する愛』で始まっただけで、シリーズとして続いていくとじわじわ素材としてのポテンシャルが見いだせられるって流れは他の素材と同じになるんだと思う。それまで流行ってればだけど」

#1:41:37 例のアレ系はファンアートになっていくと面白みが薄れて数字が出にくくなる印象がある、アニメは逆なイメージ
ボ「だからこそ、淫夢とかは定期的に新しい素材が出てきてちょっと流行ってまた別のところに行く、みたいなところで続いているところがあると思う」

#1:42:54 該当のアニメが好きだと「なんでその素材でしか作らねぇんだよ」ってなります
オ「凄く分かる。それはやっぱり素材として好きか、アニメとして好きかの差
R「アニメMADとかそこで衝突しそう」
オ「『純粋なファン活動』と『素材としてのファン活動』は意外と壁がある」
R「例えば、俺キルミーベイベー好きなんですけど、キルミーのYTPMVはあまり好きじゃない。台詞合わせものの方が好き」
オ「あれはやっぱり『YTPMV素材として』の愛がある人が追従している感じ」
R「誤解を恐れずに言うと、原作のことをそこまで考えていないと思う」
オ「『キルミーのYTPMV』のファン。」
R「僕はどっちかっていうと素材の愛駆動で動画を作る」

#1:43:44 「発想を披露したい目的で作られる音MAD」もあると思う
R「あるとは思う、けど、その時の素材の選び方は上の3つのどれかに入るんじゃないかなぁ」
オ「比重としては『音MADのための音MAD』が一番高い」

#1:44:50 めちゃくちゃマイナーな素材のYTPMVとかはどうなんだ
オ「『マイナーな素材を使いたい』が先行しているのであれば『音MADのための音MAD』」
オ「あとは、愛を表現する媒体をYTPMVしか知らないからそこに落とし込んだパターンもありそう。その場合は純粋なファン活動だと思う」



#1:33:06 人それぞれ定義は違うから自分が音MADだと思ったら10選に入れればええんや
R「マジでその通り」
オ「正解」
R「それを知るために10選マイリス見てる節がある」

#1:59:00
R「自分の知り合いが突然音MADに興味を持ったとする。その際に『じゃあこれ』と言えるような動画が、その人の持っている素朴な音MAD観ではないか



~1:59:00頃までYTPMVの話題。詳しく語れる人がおらずやや不毛な話題だったのでカット

※終盤はリク生だったので平常時のボト生でお楽しみください。



★おまけ
リクエストされた動画群です。



★おまけ2
配信のコメントログです。NCV等のコメントビューアーで開いてください。
http://whitecats.dip.jp/up/download/1552754385/attach/1552754385.xml
[Pass: adan]



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