「台詞イントネーション作曲」の魅力
※前回の記事(nerdtronicとは一体何なのか) の補足的な内容です。
※2018/05/07 追記
この手法の特徴的な点は、一般的なnerdtronicと違って「台詞のイントネーションを音階に直し、そのフレーズを曲を盛り込んでいる」点にあります。当然といえば当然ですがメロディに使われることが多い…というよりそれしか自分は知らないです。
これは「曲に素材を合わせる」音MADの手法とは全く逆の手順を踏んでおり、むしろ「曲が合わせろ」的なフリースタイル系の音MADにどちらかと言うと近いものとなっています。
また、「台詞から発想を得てフレーズを作る」ものはこれに入るのか少々悩ましいです。定義に関しては個人の感覚による部分が非常に大きいので、作者が「これは台詞イントネーション作曲です」と言ったらそうだということにしておく位が平和かも…。
なお、「元々が音程を意識している」フレーズを用いて制作されている場合はこの手法に当てはまらないと自分は解釈しています。そちらはむしろRemixの領分かなと。
例によって名前が付けられていなかっただけでこういう手法は以前より存在する模様。
☆imoutoid(ファミコン宇宙人)
・ほーら、たまには日に当たらないと、カビが生えるわよ (2008/5/13)
☆皿
・188 - 煉獄庭園_HappyPop+drum+bass+鬼怒 (2014/07)
☆に÷す
(備考: [MARU-018] gassyoh - semi ep. 2007/12/16) 台詞イントネーション作曲では無いっぽいですが一応参考用に…
☆Kew
(5/16 0:20 情報提供頂いたので追記)
・亀田トランス (当時のムーブメントでこれ以外にも作品多数。2004年~)
台詞イントネーション作曲本当大好きなのでもっと増えてほしいです( ˘ω˘ )
※2018/05/07 追記
自分の知っている台詞イントネーション作曲(2つだけ!)上記記事で掘り下げて頂きました。とても興味深い内容なので是非!
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★「台詞イントネーション作曲」とは何か
文字通り、何かしらの台詞のイントネーションからフレーズを得て曲を作る手法です。ジャンルの分類としてはnerdtronicに内包される形になるかと。この手法の特徴的な点は、一般的なnerdtronicと違って「台詞のイントネーションを音階に直し、そのフレーズを曲を盛り込んでいる」点にあります。当然といえば当然ですがメロディに使われることが多い…というよりそれしか自分は知らないです。
これは「曲に素材を合わせる」音MADの手法とは全く逆の手順を踏んでおり、むしろ「曲が合わせろ」的なフリースタイル系の音MADにどちらかと言うと近いものとなっています。
また、「台詞から発想を得てフレーズを作る」ものはこれに入るのか少々悩ましいです。定義に関しては個人の感覚による部分が非常に大きいので、作者が「これは台詞イントネーション作曲です」と言ったらそうだということにしておく位が平和かも…。
なお、「元々が音程を意識している」フレーズを用いて制作されている場合はこの手法に当てはまらないと自分は解釈しています。そちらはむしろRemixの領分かなと。
★成り立ち
「わざとじゃないしー!貴様は貴様だしー!」内コメントにて、投稿翌日の2014年11月9日16時20分のコメントで「セリフイントネーション作曲ほんとすき」と触れられているため、少なくともその時点で存在。例によって名前が付けられていなかっただけでこういう手法は以前より存在する模様。
★製作者別紹介
そもそも作品数が少なすぎる(自分が把握してないだけかもしれませんが…)ので作者別に紹介します。ここに挙げているものが自分の知っている全ての楽曲です。情報提供してもらえると泣いて喜びます。☆imoutoid(ファミコン宇宙人)
・ほーら、たまには日に当たらないと、カビが生えるわよ (2008/5/13)
☆皿
・188 - 煉獄庭園_HappyPop+drum+bass+鬼怒 (2014/07)
☆に÷す
(備考: [MARU-018] gassyoh - semi ep. 2007/12/16) 台詞イントネーション作曲では無いっぽいですが一応参考用に…
☆Kew
(5/16 0:20 情報提供頂いたので追記)
・亀田トランス (当時のムーブメントでこれ以外にも作品多数。2004年~)
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台詞イントネーション作曲本当大好きなのでもっと増えてほしいです( ˘ω˘ )